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人事評価ナビゲーター(日本経営)

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目次

人事評価ナビゲーターは、人事評価や集計に特化し、コンサル実績を活かしたシンプルな評価機能が特徴のクラウド人事評価システムです。

本記事では、主な機能や導入事例の紹介および、おすすめポイントや導入に適している医療機関について解説します。

人事評価ナビゲーター
引用元HP:人事評価ナビゲーター
(https://hyoka-navi.nkgr.co.jp/)

人事評価ナビゲーターの
おすすめポイント

(※1)金額はすべて税込。プランと利用するスタッフ数によって価格は変動します。
(※2)2025年6月時点で公式サイトに掲載されていた情報。

人事評価ナビゲーターの
気になるポイント

人事評価ナビゲーターの導入が
適しているケース

評価制度が未整備または制度が存在していても運用・活用に課題がある医療機関に適しています。

評価基準が抽象的で判断に迷いが生じやすい、評価結果が育成や処遇に反映されていない、紙運用によって過去の記録を追えないといった状況に対して、評価基準の整理、履歴の一元管理、柔軟な公開設定といった機能により、制度定着と評価活用を同時に促進します。

人事評価ナビゲーターの
対応機能一覧表

機能 対応可否
目標管理 -
実績管理 -
スキル管理 -
360度評価 -
相互評価 -
リアルタイム フィードバック -
コンピテンシー評価 -
データ分析・レポーティング
研修管理 -
キャリアパス支援 -

その他の機能

人事評価ナビゲーターの
主な機能を紹介

現場の実務に即した機能で評価制度の定着と業務効率の両立を支援する人事評価ナビゲーター。ここでは、主な機能を3つ紹介します。

一次評価を一括コピー

二次評価者が、一次評価者による評価結果を一括コピーした上で、必要な箇所のみを編集できる機能です。

上位評価者にとって負担となる定型作業を削減し、評価工数を効率化。評価対象者が多い病院・クリニックにおいて、運用の省力化に貢献します。

フィードバック面談や行動観察の
メモを記録

面談や日常業務の中で気づいた事項をメモとして蓄積し、評価時に参照できる機能です。記憶に頼らず、観察に基づく具体的な情報をもとに評価を行うことで、判断の精度と信頼性が向上し、被評価者への納得感も高められます。

評価のばらつきをデータで可視化

部署や等級ごとの評価傾向をグラフで表示し、評価の偏りや甘辛差を把握できる機能です。評価基準のばらつきを組織全体で把握することで、調整や指導につなげやすくなり、制度全体の公平性と透明性を支える要素となります。

医療機関で選ばれている
人事評価システムとは?

このメディアでは、医療現場での導入実績がある人事評価システムに限定し、信頼できるサービスを徹底調査。制度づくり・マネジメント・データ活用、それぞれの課題に応じた3つのシステムを厳選してご紹介していますので、自院に合う人事評価構築のヒントとしてご活用ください。

人事評価ナビゲーターの製品概要

医療向け人事評価特化型 -
API連携可否
※総務人事奉行クラウドとのAPI連携
提供形態 クラウド型(SaaS)
参考価格 -

人事評価ナビゲーターの導入事例

人事評価ナビゲーターを導入した事例を通じて、制度構築や評価業務の効率化、人材育成への活用など、導入後に得られた具体的な成果を紹介します。

評価結果の活用とコスト見直しを
同時に実現

導入前の課題

以前導入していた人事評価システムはカスタマイズ性が高い一方で、導入・運用コストが大きな負担となっており、システム上に記録された評価結果が活用される機会は限られていました。

評価業務が本来の目的を果たしにくい状況で、結果の共有やフィードバックの仕組みが整っておらず、コミュニケーションの活性化にも課題を感じていたそうです。

導入の決め手

導入にあたっては、コスト削減が最大の検討要素となりました。人事評価ナビゲーターは、従来のシステムと比較してランニングコストを大幅に抑えられる点が評価されました。

また、柔軟な設定が可能で、現場ごとの運用フローに合わせやすいことや、モバイル対応により職場外からのアクセスや設定変更が容易な点も選定理由の一つです。

導入後の効果

評価結果の公開範囲を柔軟に設定できるようになり、被評価者との振り返りが実施しやすくなりました。看護部門では、一次評価者のコメントを含めたフィードバック運用が定着し、結果を活かしたコミュニケーションが促進されています。

また、導入初期に実施された操作説明会や掲示板へのマニュアル掲載により、運用は速やかに軌道に乗り、従来通りの配布形式にも対応可能な出力機能現場での活用もスムーズに進んでいます。

人事評価ナビゲーターを導入した
医療機関の情報

医療機関名 公立学校共済組合 九州中央病院
所在地 掲載なし
開設年 掲載なし
※参照元:人事評価ナビゲーター(https://hyoka-navi.nkgr.co.jp/case/kyuchu/

評価制度の構築と運用効率の両立を実現

導入前の課題

導入以前は、人事評価制度自体が存在せず、職員の評価や処遇に対する判断基準が明文化されていませんでした。そのため、組織として育成・評価のあり方に一貫性がなく、適切な人事判断の根拠に乏しい状況が課題となっていました。

導入の決め手

日本経営の支援により制度構築を進める中で、評価結果の集計・運用効率化を目的として人事評価ナビゲーターの導入を決定されました。

画面をプロジェクターで共有しながら評価会議を進行できる点や、評価修正をその場で即時反映できる操作性が評価され、院内での意思決定のスピードと精度を高めるためのツールとして、システム活用が定着しています。

導入後の効果

評価制度の導入により、育成・評価において明確な判断基準が確立されました。あわせて、システム導入によって集計作業の効率が大幅に向上し、100人弱の職員に対する評価もスムーズに進行しています。

メモ機能の活用により、日常の職員の行動記録が判断材料として活かされるようになり、最終的な評価調整にも有効な仕組みが整備されました。

人事評価ナビゲーターを導入した
医療機関の情報

医療機関名 医療法人玖寿会 髙田病院
所在地 掲載なし
開設年 掲載なし
※参照元:人事評価ナビゲーター(https://hyoka-navi.nkgr.co.jp/case/takadahp/

評価基準の明確化とシステム活用で
人材育成を促進

導入前の課題

従来の評価制度では、「責任感がある」など抽象的な基準に対して5段階で評価を行う形式でした。判断基準が曖昧であるため、評価を実施する側にとっては迷いが生じやすく、制度の形骸化が懸念されていたといえます。

さらに、評価項目が法人の目指す人物像と連動しておらず、評価の結果が人材育成に反映されにくい構造となっていました。加えて、紙ベースでの運用では、過去の評価記録の確認にも相応の労力がかかっていました。

導入の決め手

制度見直しを検討する中で、日本経営が医療機関に特化した実績を有していたこと、評価様式に関する具体的な提案が得られたことが判断材料となりました。

評価項目については、「法人としてどのような人物像を求めるのかを明確にし、基準に反映させるべき」といった助言があり、サンプルの提示だけでなく、組織に応じた設計の重要性が共有され、評価制度を単なる管理ツールではなく、人材育成の基盤として捉え直すきっかけが生まれています。

導入後の効果

制度導入後は、評価基準が明文化され、運用における迷いが減少しました。評価項目も法人独自の方針に基づいて再構築されており、評価結果が育成方針と連動する設計に整えられています。

また、人事評価ナビゲーターの導入により、過去の評価履歴の参照がワンクリックで行えるようになり、業務負荷の軽減が図られました。評価結果の傾向を追いやすくなったことで、等級ごとの成長の可視化が進み、人材育成の指針としても有効に活用されています。

人事評価ナビゲーターを導入した
医療機関の情報

医療機関名 臼杵市医師会立コスモス病院
所在地 掲載なし
開設年 掲載なし
※参照元:人事評価ナビゲーター(https://hyoka-navi.nkgr.co.jp/case/usukicosmos-med/

人事評価ナビゲーターの
サポート体制

導入時の設定支援から日々の操作サポート、制度見直しに関する相談まで、多層的な支援体制が整えられています。

導入レクチャーや電話・オンライン対応はすべて無料で提供。さらに、評価実務に役立つ動画や資料、評価制度の無料診断など、運用と制度両面を支えるサポートが特徴です。

人事評価ナビゲーターの
運営会社の特徴

人事評価ナビゲーターを運営する日本経営は、医療・介護業界に特化したコンサルティング実績を持つ企業です。「正しい貢献」を理念に、制度設計から運用支援まで一貫して対応する体制を整えています。

人事評価ナビゲーターの運営会社情報

会社名 株式会社日本経営
所在地 大阪府豊中市寺内2-13-3 日本経営ビル(大阪本社)
設立年月 1999年(日本経営グループ創業:1967年)
公式HP https://hyoka-navi.nkgr.co.jp/
人事評価ナビゲーターについての
まとめ

評価制度の定着と業務効率の両立ができるクラウド型人事評価システムです。

導入しやすい価格設計、実務を意識した機能構成、直感的に扱えるUIを備えており、現場負担を抑えながら制度運用を継続でき、評価制度が未整備、または制度活用に課題を抱える医療機関に適しています。

人事評価システムは
自院の目的に適ったものを

「スタッフの頑張りを見える化したい」「主観的な評価から脱却したい」――。クリニック・病院で人事評価を導入する目的はさまざまです。

当メディアでは、制度づくり・マネジメント・評価データの活用という3つのフェーズに合った「医療向け人事評価システム」を厳選紹介。自院の目的に合った人事評価システム選びの参考として、ぜひご活用ください。

制度づくりから活用まで 医療向け人事評価システム3選